「とける」とは

暢×タジマミカ×山﨑雄太 三人展

「とける」初日が終了いたしました。

開場時は雪が降り始め、どうなることやらと思いましたが

ご来場頂いた晴れ男・晴れ女の皆様のおかげで

夕暮れには陽が少し差すほどに回復しました。

展示に足を運んで頂き本当にありがとうございます。

さて、お客さまから

『なぜ「とける」というテーマなの?』

と、ご質問を頂いたのでお話させてください。

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まずすごくパーソナルな話ですが

私が、全く違う分野の方と展示をしたかったのが一つ。

そしてもう一つ「ことば」や「詩」を書きたいとわがままを申したのが事の発端だったように思います。

なので、その点においては

今回力を貸してくれた暢さんと山﨑さんには

とても感謝しています。

いつもannonの作品撮りもしてくれてありがとう

次に。

三人でやるからには、「三人でやる意味」を設けたかった。

それにただ展示をするだけでは、趣味嗜好も方向性も全く違う三人。きっと空中分解してしまう。

それはそれで面白いのかもしれませんが。

でも、ばらばらの破片をつなぐような、そんなテーマで展示ができたなら。

それはとても素敵なことだ、と感じたときに

「とける」という言葉が降りてきました。

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近頃「アイデンティティ」の確立とはよく言ったもので、個性的であること、自我を持つことはとても持て囃される。

それ自体に善悪はないけれど

でも、自分の主張をするばかりでは

いつか傷つけ合うことになる気がしていて。

ならば違いを認めた上で解り合おうとすることが、この先を生きていく私たちに必要な価値観なのではと思った。

ゆえに今回のテーマは「とける」に決めた。

「溶ける」でも「融ける」でも「解ける」でもない

ひらがなの「とける」です。

漢字を当てはめるのは意味を限定してしまうようで野暮な気がするし、

どの「とける」なのかは、それぞれの心で感じて欲しかったからです。

あとは今回イニシアチブを取らせてもらった私としては作家側も、歩み寄って良い展示にしたい、しようよって意味も込めています。笑

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三人展「とける」は2/18(月)まで、

代官山・懐美館ギャラリーで開催中です。

何卒よしなに。

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