蒔絵筆のおはなし

蒔絵筆 種類

本日は『蒔絵筆について聞きたい!』とリクエストを頂きました♪

写真は私が使っている蒔絵筆。
上から二つ目のみ『村田九郎兵衛(通称:村九さん)』製。
その他三本は『大野久夫(通称:大野さん)』製です。

筆の製造元により呼称や太さは違う場合もあり。
なので今回は村九さんの根朱替(ねじがわり)筆を元にお話しします。

●赤軸根朱替
蒔絵筆の中で一番細い。
私は花のしべなど華奢な線を引きたい時に使ってます。
あとは置目する時にも使ってます。

●白軸根朱替
赤軸と黒軸の中間の太さ。
個人的には、始めは白軸1本あれば大抵事足りると思います。
これから蒔絵を始める人はまず白軸から買うのがオススメ。
扱いに慣れてる人ならまあまあ細い線も引けます。

●黒軸根朱替
持ってないので正直なんとも言えませんが…。
本によると赤軸より少し太いとのこと。

●黄軸鶴書
線描き用の筆で一番太い。
大物に唐草文などの長い曲線を描くのに良い。
小さなものに蒔絵する場合が多い人には出番がないかもしれない。

というわけで
黄>黒>白>赤 の順に細いです。

 

ちなみにさらっと根朱替って言ってますが、
蒔絵筆には大きく分けて
『根朱筆(ねじふで)』『根朱替筆(ねじがわりふで)』
の2種類があります。

何が違うかというと、毛の種類が違う。

根朱筆→ネズミ
根朱替筆→猫の毛
で、作られています。

根朱筆の方が自動筆記みたいにするするーっと書きやすいが、超高級品です。
なのでこれから蒔絵を始める方はまず根朱替でいいと思います。
根朱替だって使いこなそうと思ったら、かなり練習必要なので(^^;

 

ちなみにこの記事を書くにあたって友人に相談をしたのですが、
地塗筆(塗りつぶす用の筆)も含めたら話が複雑で
とっても奥が深すぎる!と頭を抱えました(笑)
なので今回は根朱替+黄軸鶴書に絞らせていただきました。
蒔絵筆一本買うのに悩む理由も納得です。

 

あと、友人に言われるまで忘れてたけど、
筆一本買うために京都の村九さんへ行ったこともあったなぁ。
四条河原町の藤井大丸近くの小さな小さなお店なのですが
うっかりすると絶対に見つけられないです…!

リクエストをくださったNさん、筆について伝わりましたでしょうか?
そして記事を書くのにお力を貸してくださったKさんありがとうございます!

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