Emotion

こんにちは!
annon【アンノン】デザイナー、タジマミカです。

さて、本日もセルフライナーノーツを書いていきます。
現時点では今回がラストです。
新作は鋭意制作中です、今月中には発表したい…!

ちなみに前回、前々回はこちら↓

Watery
こんにちは!annon【アンノン】デザイナー、タジマミカです。 最近アドバイスを頂いて、ホームページの見直しをしています。特にギャラリーページ!例えばシーズン...

甘雨
こんばんは、annon【アンノン】デザイナーのタジマミカです。さて、また振り返りセルフライナーノーツを書いていきます。ちなみに前回はこちら↓それでは今日も張り切っ...


2016 Autumn&Winter Collection
「Emotion」

生きてるが故に感じること
感じるからこそ生きたいと思うこと


感情
衝動
体温

本能

血液
鼓動
生命

簡単に揺るがない強さを
荒々しい原石みたいに
命が尽きるその日まで
感情という名の熱を燃やして強く強く生きたい

 


きっかけは2016年2月
バンド・THE BACK HORNのライブを見に行ったこと。
私は中学生の頃から現在までずっと、バックホーンが大好きです。
この日のライブは特に、彼らが発する音から
「生きている人間の強さや熱」みたいなのをすごく感じた。
まさに命を燃やして生きるってこういうことだと思った。

私がTHE BACK HORNを好きなのは、
彼らが「生と死」についてもがき葛藤して、
矛盾や苦悩を抱えてなお生きる姿勢に惹かれるから。
生きるって綺麗なことばかりじゃない。
時には目を背けたくなるようなことや人に知られたくない感情が沢山ある。
でもそういう欲求や本能、泥臭さを剥き出して歌うのはすごく人間らしいって思う。
カッコつけることだって幾らでも出来るけど、
それをしない所に動物的な本質が見える気がして。

そのライブに触発されて作ったのがEmotion。
帰ってきてすぐ、衝動に身を任せて作った子。
人は感情という名の熱に動かされて生きていることを忘れないようにしたかったから。
私が生きてること、生きていろんなことを感じてること
もっと生きたいと思うこと
簡単に言うと「生きたい!」って気持ちを形にしたら
こうなったと言うべきでしょうか(笑)

いつもは割と女性的な柔らかさや、
移ろいゆく情景を表したかったりするけれど
私にしては珍しく男性的な作品なのかもしれません。


Emotionでは初の試みとして作品撮りにモデルさんをお願いしました。
撮影はいのっちさん

モデルはいかちゃん(From KilleR TuNe)

と、お二方とも北陸のお友達にご協力いただきました!
お陰様ですごくフォトジェニックな写真ができて私とても幸せでした(^ ^)
あと第二の故郷である石川県で撮れたのも嬉しかったです。

それではお付き合い頂きありがとうございます。タジマミカでした!

甘雨

こんばんは、
annon【アンノン】デザイナーのタジマミカです。

さて、また振り返りセルフライナーノーツを書いていきます。

ちなみに前回はこちら↓

Watery
こんにちは!annon【アンノン】デザイナー、タジマミカです。 最近アドバイスを頂いて、ホームページの見直しをしています。特にギャラリーページ!例えばシーズン...

それでは今日も張り切って行きましょう!!


2016 Spring&Summer Theme
「甘雨」

『春の雨の柔らかさを身にまといたかった』

降りしきる雨模様を眺める時間がたまらなく愛おしい。
雨粒越しに見る世界は、街の輪郭線が曖昧に融けあって、水彩画のように見えるから。
特に春の雨は「甘雨」と言って、暖かくやさしく柔らかく、草花を潤し染み込んでゆく。

でも私は晴れ女。
滅多に雨には降られない。
会えないからこそ恋しくなる。
雨に会える日を待っている。

だからせめてジュエリーにして、雨をまとっていたいと思った。


コンセプトは以上ですが、
それとは別に『いかに華奢に作れるか』もテーマでした。
私にとって雨は、様々な自然現象の中で一番美しくて、
身体に触れて融けあうような、そんな存在だから。

あと、伝統工芸のジュエリーで繊細なものをあまり見たことがないので、
誰も見たことのないすっごく華奢で繊細なジュエリーを作ってやる!と決めていた、というのもある。

なので漆のパーツ一つにしても、美しい流線型になるように面の処理に気を配ったり、
完成したパーツとチェーンを繋ぐ時も、
出来る限り接合部を目立たなくするにはどうするかを考えました。
ちなみにチェーンも絹糸の様に限りなく細いものを選んで、
うなじが色っぽく見える長さにしています。(ココこだわりポイント!)
着けた時にその方がより魅力的に見えるっていうのはかなり重要な要素だと思う。

そしてannonとして初めて正式発表する作品だからこそ、
自分に課した3つのコンセプトである
「コケティッシュ」「エレガント」「ラグジュアリー」
を満たす素材とデザインでなければダメ絶対!認めない!と思ってました(笑)
それはどの作品にも言えることですが。

結果として、甘雨は現在annonの看板娘として私を支えてくれてます。すっごく良い子なんですよー^ ^

どうかこれからも、お客さまの心を優しく潤す雨として降り続いてくれますように。

ご覧頂きましてありがとうございます。タジマミカでした。

プレゼント

こんばんは
annon【アンノン】デザイナー、タジマミカです!

 

本日は私の大切な友人の誕生日でして、
かねてより承っていたフルオーダーのお品物をお納めしてきました!

箱を開けると…

じゃん!


タイトルは「ブレイド」
羽、刃、そんな意味を持つ言葉。

私は彼女に、キラキラと煌めく虫の羽のような美しさという印象を抱いてる。
それは若さゆえの透明感でもあるのだけれど。
10代最後の一年はきっと、いつも以上に葛藤や焦燥、いろんなことを感じると思う。
そんな時にこの子が、その迷いを切り裂く刃であって欲しいし、
そして、軽やかに素敵な場所へ連れ出す羽になるように。

そう願って作りました。


せっかくなので、早速着用写真を激写!

今回は「2連ピアスで、何通りか使いまわせるもの」というオーダーでお作りしました。
そこで試行錯誤した結果7wayになりました!我ながら頑張ったよ!
使い方によって更にアレンジが増えそうです。

感想もちゃっかり頂きました(笑)
・いっぱいアレンジがあるのが嬉しい
・着け方によって印象がカッコよくも可愛くもなるところ
・漆って古典っぽいけど、これはアバンギャルドで良い

とのことでした。
アバンギャルド目指してるから嬉しかったよ…友よありがとう…!!

色んなところに着けて行ってね!

最後までご覧いただきありがとうございます。タジマミカでした。

Watery

こんにちは!
annon【アンノン】デザイナー、タジマミカです。

 

最近アドバイスを頂いて、ホームページの見直しをしています。特にギャラリーページ!
例えばシーズンテーマごとにするか、
それとも文面だけ直すのか、とか。
ちょっと直すのに少し時間がかかりそうなので
ひとまず当時の思いをセルフライナーノーツとして、ブログにしたためることにしました。
ここなら長くなっても大丈夫そうだし(笑)

少し前のお話ですが、しばしお付き合いくださいませ。
写真は自主発行しているZINEと同じですが、せっかくなので文面はもっと当時のことを書こうかと。


2015 Autumn&Winter Collection
「Watery」

*****************

水が好きです。
透明で清らかで、穏やかで、常に移ろいゆく姿に憧れます。
蒸発して、雲になり、雨雪になって地表に降り注ぐこと。
凍っては、溶け出して、川から海へ戻っていく所も。

でも同時に、
波打ち際に立つと、どうしようもないほどの恐怖に襲われる瞬間がある。
きっとそれは人間が抗うことの出来ない、自然の強さを感じるからなのか。
水は全ての生命の源であり、何もかもを飲み込んで流してゆく。
そんな力を目の当たりにして怯えている自分に気付く時、
『あぁ、私は生きているんだ』と自覚する。

この「Watery」を作った時は、
水の持つ、清濁併せ吞んでもなお、変わらずそこに在る強さに惹かれて
『私もその力が欲しい、そう強くありたい、強く生きたい』と願ってた。
そして、漆という液体で水の力や美しさを表現して、その力を纏いたかった。

着けた時に、清らかで強くしなやかな水のような気持ちになれるように。
そんな願いを込めました。


制作方法は金属を素地にして、漆を焼き付けたあと、その上に麻紐や麻布、下地漆で形を作っています。最後は呂色仕上げ。
バングルなので、強度の点から金属を選びましたが、
下地を研ぐ時に荷重がかかり、地割れして完成までに半年くらいかかり苦戦したのも鮮明に覚えています。
なので、今出品している分がお嫁に行ったら完全受注生産になります(^_^;)


 

ちなみにannonホームページのトップ画はこの子たちです。
この時は撮影を写真家の友人に依頼して撮って貰ったのも印象深いです。
その節はありがとうございます…!

※撮影は11月の由比ヶ浜で敢行しました。小雨降る肌寒い日だったなぁ…(笑)

金属について

annon【アンノン】デザイナーのタジマミカです。

タイトルの通りですが
現在annonのジュエリーには、

  • ピアスのポスト部分はK18(お耳に直接触れる箇所)
  • ピアスポスト部分以外はK10YG(チェーンや丸カン、ワイヤー)
  • イヤリングや大きい金属パーツ(バングルなど)のみ真鍮

の3種類の金属を使用しております。
詳しい素材は各作品ページに明記してますが、
特にピアスポスト部分は
「構造上どうしてもこのパーツを使わなければならない」
場合を除きK18を使っています。正直譲れないポイントの1つです。

 

●そもそもK18(18金)とは…

“全体の75%がゴールドで出来た金属”
金以外の残りの金属は一般的には銀や銅が混ぜられています。

そして私がK18にこだわる理由は2つ。
1:金の純度が高いので、アレルギーを起こしにくいと言われているため。
もちろん、どの金属に対してアレルギーが出るのかはすごく個人差があって
金がダメな方もいらっしゃいますので、
一般的な意見として参考にして頂ければと思います。

2:annonのジュエリーを長く使っていただきたいから
 私は、ジュエリーをその場しのぎの使い捨てのものじゃなく、
「お客様の人生を彩る良きパートナーとして、一緒に年月を重ねて頂けたらいいな」
そう思いながらいつもモノづくりをしています。
値は張るのですが、耐久性のことなどを考えた時に、きちんとした本物の素材を使おうと決めました。
(2017年1月現在、金相場は1gあたり5,000円弱。蒔絵師的にも仕入れが大変…(^^;)

また、漆の色に金色は映えるし、日本人の肌によく馴染むという点でも金を選んでいます。
そして、大前提としてジュエリーは大事なお客様のお肌に直接触れるものです。
その素材として“何が入ってるかよく分からない素材”は信用できかねます。
一番大事なのはお客様が安心して着けられること!これに尽きます!


かくいう私自身も金属アレルギーがあり、真鍮やニッケルは着けられず。
(イヤリングは真鍮でも大丈夫なのですが)
素材に怯えながらジュエリーライフを送るのってそんなの辛いじゃないですか。
だからこそ余計な心配をせずに楽しんで頂きたくて、今日の記事を書いています。

 
ちなみに本日はK18のお話でしたが、金属パーツを他の素材に変更も可能です。
(チタンポスト、SV925などなど…)
以前、金属アレルギーのためPT900以外をつけられないお客様のために、
プラチナフックのピアスをフルオーダーで作らせて頂いたこともあります。
もしそういったご希望の場合はまずはお気軽にご相談くださいませ!

 
最後までご覧頂きありがとうございます。タジマミカでした。

アウトプット


annon【アンノン】デザイナーのタジマミカです。

日付変わって昨日は、かねてよりお会いしたかった、
中村みはるさんの占星術×コーチングを受けてきました。

いつもならこう言うのは尻込みして行かないんですが、
今回は本能が「行け!行くなら今だ!」と言うので行ってきました!


私が生まれた日のホロスコープ初公開!くしゃっとしててごめんなさい!

 

性格的なことは
・アーティスト、フリーランスは向いている
(医療事務してて心身を壊したって話したら「なんでそっち行っちゃったの?会社員向いてないのに!」だそうです…やっぱり(笑))
・金星の影響を強く受けているから五感を活かすと良い
・行動原理や判断基準が「わくわくするかどうか」(図星一つ目)
・落ち込むと旅行に行きたくなる(図星二つ目!)

お仕事に関しては
・一人より数人で活動した方が上手く行きやすい
・コンセプトや作品の背景はもっと伝えた方がより魅力的になる
・転機は2018年と2020年なので、今大事な時(!)
・そして今年のテーマは「アウトプット」
その他月収〇〇円を得るにはこうするとか具体的なアドバイスも頂いたのですが、
一番「なぜそれを!知ってるんですか!!」とびっくりしたのが
MC(ミディアムコエリ)について。

私のMCは牡羊座にあります。
牡羊座は12星座の1番目、すなわち始まりの星座。
生まれたばかりの赤ちゃんのようにエネルギッシュに切り拓くパワーがあるそうで、
それを見た中村さん曰く、
「ミカさんの使命は誰も見たことのない新しいものや概念を生み出すことですね」と。
もうただただ絶句。

漆の技術は大好きだし、絶対守るって決めてるんですが、
じゃあ純和風の○○塗を作りたいかと言われると正直そんな気さらさらない。
本当にやりたいのはちゃんとした伝統技法を使って美しい、綺麗な、今の時代にあったものを生み出すことなの。
それを見抜かれた気がして、とってもビックリしました。

実はよく、
「タジマさんは考え方は日本的だけど、出てくるデザインが洋の要素強いよね」とか
趣味で和装を着る時も「着こなしが洋風だね」って言われるし、好きなのですが
それもある意味この使命にかかってくるのか、と腑に落ちました。

今まではコンパスも無しに大海原を小舟で漂流するような不安がつきまとってたけれど。
今回コーチングを受けてまず寄港すべき場所が見えたこと、
そこに行く為にどういう経路があるのかが分かって、私としては受けて良かったです。

そして、頂いたアドバイスを元に結果を出して(宿題頂いてワクワクしてる!)、またお会いしたいお方だと思いました(^ ^)

中村さん、コーチングして頂きありがとうございます!
とても楽しいお時間でした!

春色

こんばんは
annon【アンノン】デザイナー、タジマミカです!

 

まだまだ寒い日が続いてますが、
年末に雑誌の2017春夏コレクションまとめを読んで以来
春のファッションのことばかり考えています。

私なら、真っ赤なロング丈のスリットスカートに、
オフショルダー気味の白いフリルブラウスで風を孕ませて、
ウエストにはコルセットベルト、
そして靴はハイヒールか華奢なストラップサンダル履きたい!
と妄想だけは準備万端です(笑)

 

そして今日も漆を塗っていたのですが、明るい色にしたい!
との思いから今回は真っ赤に近い朱色。


この子はイベントの時にだけ販売する予定です、今のところは裏メニュー

漆と言えば「漆黒」ですが、漆の朱色も私は大好きです。

赤や朱色って生きる情熱を呼び覚ます気がするし、
最高に女らしくいさせてくれる色だと思うから。
思えば幼い頃から赤いルージュとハイヒールに強い憧憬を抱いていたっけ。

 

余談ですが私のネイルも前回に引き続き春色にしてます!

たんぽぽみたいなイエローは見てるだけでわくわく。

今はセルフネイルをですが、昨年秋に怪我して以来ネイルをお願いできてないのでそろそろまたお願いしたいなぁ…。
それまでお願いしていたAさんはすごく可愛らしい方で
会うだけで笑顔になっちゃう素敵なお姉さんなので、大好き(*^o^*)
施術中のお話すごく楽しいし、プロの方の技にうっとりできるし!

ヘアメイクやファッション、ネイルって女性の特権ですよね。
そして私は、その高揚感を提供できる素敵な女性でいたいです。

 

さぁ月末納品に向けてラストスパートだー!
ご覧頂きありがとうございます。タジマミカでした。

本を読む人

みなさん、こんにちは!
annon【アンノン】デザイナー、タジマミカです。

 

最近、読書を再開しました。
幼い頃は活字を読むのが好きでしたが、
近頃あまり読んでないし、読みたいなぁと思い、
興味のあるものを少しずつ読んでいます。

今読んでる本達3冊の紹介!
ネイルはNAIL HOLICのYE503。たんぽぽみたいで可愛い色だからそっちも見てね(笑)

「北原白秋詩集」
中学の国語の教科書に「落葉松」の一部が載っていて、
『落葉松全部読みたいなぁ』とポツリと姉に言ったところ
本好きの姉がある日突然買ってきてくれた一冊。
引っ越しの際に失くしたと思っていたら
先日十年振りに家の中での再会を果たし、読み返している最中です。
(もう会えないと思ってたから嬉しかった…!)

どこかアンニュイで、儚くて、それゆえに美しいような、
白秋の紡ぐ言葉達が好きです。
最近は冒頭の邪宗門がお気に入り。
芥川龍之介の「邪宗門」も好きだからか、そこに通ずるものを感じてるのかも?

 

「悦ちゃん」獅子文六
私は基本暗い話が好きです。生と死を否応無しに考えさせられる系の。
(余談ですが、一番好きな話は芥川龍之介の「藪の中」)
でもたまには「明るい、楽しい本が読みたい!」
と、本好きの友人にリクエストしたところお勧めしてくれた1冊。

まだ序盤なのですが、
碌さんのゆるさ加減と悦ちゃんのおてんば具合が、
今後どう転んで行くのかワクワクしながら読んでいます。

 

「恋文の技術」森見登美彦
現代の小説家の中では一番好きなお方です。
森見さんといえば京都が舞台のものが多いですが、
このお話の舞台は能登半島の七尾。
輪島に住んでた私としては故郷みたいなものなので、
能登の書かれ方に「そんなことないよ!」と反論したい気持ちと
「おっしゃる通りです…」とぐうの音も出ない場面が交互にやってきます(笑)
また、森見さんの文体は古めかしい所も好きです。

 

みなさんはどんな本がお好きですか?良かったら教えてくださいね(^ ^)
目指せ文学青年!

制作工程・蒔絵編その3

みなさま、こんばんは
annon【アンノン】デザイナー、タジマミカです。

本日は蒔絵編ラストです!
その1、その2はこちら。

制作工程・蒔絵編その1
こんにちは!annon【アンノン】デザイナーのタジマミカです。先日、漆器の制作工程(下地編)をダイジェストでお送りしましたが本日は蒔絵(まきえ)編についてお話ししま...
制作工程・蒔絵編その2
おはようございます!annon【アンノン】デザイナー、タジマミカです。昨日の続きです。蒔絵編その1はこちら。 金粉や銀粉は蒔いたままだと取れてしまうので、今度...

 

前回研いだ模様の上に、しべと葉脈を描きました。
これは「上絵」と言います。
上絵部分が乾いたら擦り漆(生漆を綿で擦り込む)で金粉を固めて…

私の場合は砥の粉にごく少量の菜種油を混ぜたもので磨きます。

この辺は写真を撮り忘れてしまったので、またその内撮ろうと思います
そして、磨き終わったのがこちら!

これで蒔絵が完成しました!
ちなみに今回の蒔絵は分類としては「平蒔絵(ひらまきえ)」と呼ばれるものです。
他にも研ぎ出し蒔絵やら高蒔絵やらありますが
そちらに関してはマニアックなので、追々お話いたします。

最後までご覧いただきありがとうございます!タジマミカでした。

制作工程・蒔絵編その2

おはようございます!
annon【アンノン】デザイナー、タジマミカです。

昨日の続きです。蒔絵編その1はこちら。

制作工程・蒔絵編その1
こんにちは!annon【アンノン】デザイナーのタジマミカです。先日、漆器の制作工程(下地編)をダイジェストでお送りしましたが本日は蒔絵(まきえ)編についてお話ししま...

 

金粉や銀粉は蒔いたままだと取れてしまうので、
今度は描いたところを漆でコーティングします。
これを「粉固め(ふんがため)」と言います。

そして葉も描き足して、

 

葉も花の部分と同様に粉固めをして、、、
塗った漆をまた乾かす。

そして乾いたら今度は模様の上を炭で研ぎます。
そのままだと凹凸もあるし、
金粉や銀粉が光らないからです。

蒔絵に限らず、漆は基本的に「塗ったら研ぐ」で1セットです。
それを下地からずーーーーっと何回も何回も繰り返します。
特に研ぎは失敗すると、場合によっては数工程戻らなければならなくなるので
すごく慎重になりますし、神経を使います。

そして研いで磨いたところ。
金銀粉の粒子が研ぎによって平滑になったので
光り始めます。

 

ここまできたらあとはラストスパート。
この後更に葉脈としべを描きます。

明日は蒔絵編ラストをお送りします!
ご覧頂きありがとうございます。タジマミカでした。