こんにちは
annon【アンノン】デザイナー、タジマミカです。
少し間が空いてしまいましたが、金継ぎの続きです。
前回の記事はこちら
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前回塗った麦漆が乾いて、無事接着されました。
今回は、欠片と本体部分に溝があるので
その溝を錆漆(さびうるし)で埋めます。
まずは錆漆を作る。
このチョコレートみたいなのが水砥の粉。
砥の粉を水で練ったものです。
そこに生漆を混ぜて出来るのが錆漆。
役割としてはパテのようなものだと考えて頂ければOKです。
生漆混ぜたあと。
ここからはスピード勝負。
錆漆は乾くのが早く30分程度で使い物にならなくなるからです。
以上の理由から今回はもう埋めた後のお写真です(^^;
錆漆で埋めるときも基本は薄く均等に塗ることが肝要。
このマグカップの溝も高低差がありますが、
一発で埋めようとすると付けた錆漆が縮むので少しずつ少しずつ…。
とはいえあと2回くらいで溝は埋まりそうです!
最後までご覧いただきありがとうございます。
タジマミカでした。